後期研修プログラム

専攻医からのメッセージ

小杉健三

(平成24年卒)

私はもともと内科系の科の道に進もうと決めておりましたが研修医で脳神経外科をローテートしてその考えを変えました。手術に入らせていただいた時に、顕微鏡下で見た術野そのものの美しさに感動した記憶があります。学問としても非常に奥が深く、研修医業務の合間に勉強したくらいではなかなか理解することはもちろん困難でした。その他の科に対して抱かなかった神秘的な魅力を脳神経外科には感じ、いつしか私も脳神経外科に携わりたいと自然に考えるようになり入局を決めました。

入局してはじめの4年間は市中病院と大学病院で症例を数多く経験します。市中病院では数多くの脳卒中、外傷を経験し実際に目の前で命を救うことによるやりがいを感じることができます。大学病院では当院の強みのひとつである脳腫瘍や難易度の高い血管障害を経験していきます。勉強すればするほど奥の深さに気づき、以前見ていた術野とは違ったものがさらに見えてきてその都度感動を覚えます。入局して5年目になりますが、まだまだ分からないことだらけで勉強には一生困らない学問と言えます。

もちろん全ての命を救えるはずはなく、現在の医療の限界を感じる場面も多々ありました。その悔しさを噛み締めながら、研究を通して少しでも医療水準のアップにつなげられるように頑張っています。もちろん個々のニーズに応じて、臨床に邁進し続けることもできるでしょう。臨床、研究のどちらもしっかりできるのが当院脳神経外科の医局だと思います。是非一緒に頑張っていきましょう!

笹尾亮太

(平成25年卒)

笹尾亮太私は、慶應大学を卒業後、足利赤十字病院で2年間初期臨床研修を行い、慶應の脳外科医局に入局することに決めました。脳外科を選択した理由としては、もとより謎多き脳という臓器に興味があったことと、穿頭、開頭、血管内治療、内視鏡など多様な外科的アプローチを手段として持つことの魅力とによるものでした。

医局として慶應を選択した理由としては単に母校であったから、という側面もありますが、入局して3年目が終わろうとしている現在、その判断に誤りはなかったと感じています。入局後最初の2年間は関連病院での研修となりますが、脳卒中を中心としつつ、その外科的、内科的管理を重点的に学ぶことができます。その後大学での研修になると打って変わって腫瘍が中心となり、頭蓋底腫瘍など関連病院、あるいは他大学でもあまり多くは見られない症例を多く経験することになります。医局の雰囲気は穏和で、術前、術後に行われるカンファレンスで丁寧に指導していただくことで各症例十分に理解を深めることが可能で、また、学会発表や論文投稿などにも積極的に指導いただけます。

脳外科医としての生活は大変ではありますが、脳外科を選択された際にはぜひ慶應の医局への入局をご検討ください。

佐藤瑞仁

(平成25年卒)

佐藤瑞仁

平成27年入局の佐藤瑞仁と申します。私は内部生ではありませんが、母校を卒業後、慶応大学関連病院の一つである東京医療センターにて初期研修を行いました。

当時の私は進路を悩んでおりましたが、脳神経外科研修の際、急性期の術前・術後の全身管理から、患者さんの社会復帰のサポートまで幅広く行う先生方の姿に強い感銘を受けました。 また、脳神経外科の術野はどれも美しく神秘的であり、顕微鏡手術から外傷のダイナミックな手術まで幅広く経験できるのは脳神経外科の醍醐味の一つと思います。 当科の後期研修制度では1、2年目は関連病院をローテートしますが、どの病院でも上級医の先生方の厳しくも愛情のあるご指導のもと、高いレベルでの後期研修を行えたと思います。 学閥はなく実際私の同期は8人中5人が他学生です。

進路に迷っている初期研修医のみなさん。ぜひ一緒に当科を盛り上げていきましょう。待っています。