研修プログラムについて

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後期研修プログラム

当教室の研修プログラムで研修することのメリット

  • プログラム全体での疾患・治療のバラエティーが豊富です。このため、稀少疾患から救急疾患まで幅広い脳神経外科疾患を学ぶことができます。
  • 症例を数多く経験することはもちろん、一例一例に対し質の高い診断・治療を行うことを指導しています。そのため、脳神経外科医として日本のトップレベルの実力を身につけることができます。
  • 手術教育に関しては、救急疾患から高難易度の脳腫瘍まであらゆる手術を経験、cadaver実習やハンズオンなどの訓練、カンファレンスでのプレゼンテーションを通して、専門医試験前にはすべての手術を身につけることを目標としています。このため専門医試験の手術に関連する口頭試験で苦労することはあまりありません。
  • 基幹病院以外の施設も実力が高く、症例数が多いため、専門研修修了後にも術者として手術を多数経験することが可能です。このため、専門医取得後にさらに実力を伸ばし、活躍できます。
  • 留学含め、世界へ出ていくことを推奨し、サポートしています。国際的な協力関係も重視しています。また、日ごろから探求心を持ち、いまだ解決のしていない問題を見出し、突破口を開く積極的な姿勢を求めています。このため、単に手術をするだけの医師ではない、日本、世界をリードする脳神経外科医を目指す先生には、有利な環境であると言えます。
  • 伝統的に「温かい」雰囲気の教室です。優しい指導医の指導を受け、仲の良い優秀な同僚から刺激を受けながら、楽しく自ら成長していくことができます。

専門研修のローテーション

  • 1年目
    連携施設1(下記参照、症例数の多い病院へ配属)
  • 2年目
    連携施設2(1年目とは異なる病院)
  • 3年目
    慶應大学病院 レジデント
  • 4年目
    慶應大学病院 チーフレジデント、専門研修終了
  • 以降は慶應大学脳神経外科教室に属し、各自の希望を考慮し、配属
  • 5年目
    慶應大学病院 研究・専門医試験・サブスペシャルティー研修
  • 6〜10年目
    関連施設・留学 など

連携施設

国立病院機構東京医療センター、東京都済生会中央病院、済生会横浜市東部病院、川崎市立川崎病院、さいたま市立病院、東京歯科大学市川総合病院、国立病院機構栃木医療センター、済生会宇都宮病院、平塚市民病院、静岡市立清水病院、足利赤十字病院、美原記念病院、秋山脳神経外科病院、永寿総合病院、公立福生病院

基幹施設(慶應大学病院)での週間スケジュール

手術日 ※その他緊急手術は随時
術前カンファレンス(8:00〜)
病棟カンファレンス(13:15〜)
研究・教育カンファレンス(18:00〜)

教育的カンファレンス・セミナー

  • 病理ミクロカンファレンス
  • 各科との合同カンファレンス(神経内科、内分泌内科など)
  • キャダバー研修
  • 悪性脳腫瘍セミナー
  • 血管障害セミナー
  • ハンズオンセミナー(バイパス、血管内治療、内視鏡)
  • その他

出身大学

当プログラムの参加医師に対して求められるのは、医師としての素養(患者さんに対する誠実さを持っていること、一人の患者さんの状況を身体・精神・社会的な背景から総合的に判断し、全人的に対応できること、仲間と協調して患者さんのために働けること)、および脳神経外科医としての知識、技術、向上心です。出身大学を気にする機会は一切ありませんが、多様性をお示しするために、下記に現在研修中および大学院在籍中の医師の出身大学を記します。

慶應義塾大学、岩手医科大学、山梨大学、順天堂大学、横浜市立大学、北里大学、高知大学、宮崎大学、東北大学(順不同)

女性医師の方へ

脳神経外科手術、脳血管内治療など脳神経外科で行う手技には繊細さを必要とされるものが多く、その点では女性に向いていると言えます。脳神経外科学は神経科学と治療学を結び付け、患者さんに有益な新規治療の開発やそのおおもととなる基礎研究を行う学問ですが、その研究開発に求められる人材は男女を問いません。一方で、脳神経外科の専門医を取得するには専門医機構の求める経験を積む必要がありますし、研修先の病院では一線の医師として患者さんに対する真摯な対応を求められ、体力・精神的に決して楽なものではありません。ただし脳神経外科医としての知識・技術をもって患者さんを救いたいという志があれば必ず研修は修了できますし、喜び・充実感を得られる機会は数多くある仕事です。
当プログラムでは意欲をもって研修に臨む女性医師を歓迎いたします。必要以上に優遇することはありませんが、個人個人の事情に応じて研修および業務の内容につき、相談をしながら柔軟に対応しております。 2021年現在、専門研修中および大学院所属の医師23名のうち、女性医師は4名です。 出向後、関連病院にて活躍されている女性の先生も複数名います。