後期研修プログラム

概要および教育目標・特徴

慶應義塾大学脳神経外科研修プログラムは、慶應義塾大学病院脳神経外科を基幹施設とし、連携18施設、関連10施設の協力を得て、質の高い教育を行っています。

慶應義塾大学脳神経外科は頭蓋底外科の発展に大きく寄与したことで知られ、世界中より多くの留学生が訪れています。難易度の高い開頭頭蓋底脳腫瘍手術をはじめ、内視鏡を利用した経鼻内視鏡頭蓋底手術、遺伝子解析を組み込んだ神経膠腫に対する集学的治療など脳腫瘍の治療にかけては全国でも有数の数と質を誇ります。また脳腫瘍と並び脳神経外科の主要な疾患である脳血管障害に対しても、直達手術・血管内治療どちらかに偏ることなく、我が国における一流のレベルでの治療を展開し、多数の関連施設におけるあらゆる地域の患者さんに対し格差のない優れた医療を提供しています。近年は小児脳神経外科治療にも注力し、先天奇形、腫瘍、血管障害などの分野で多くのお子さんを救っています。

本プログラムに入っていただいた先生には、症例を数多く経験することはもちろん、一例一例に対し質の高い診断・治療を行っていくことにより、日本のトップレベルの実力を身につけていただきます。

手術に関しては、救急疾患から高難易度の脳腫瘍まであらゆる手術を経験し、cadaver実習やハンズオンなどの訓練、カンファレンスでのプレゼンテーションを通して、専門医試験前にはすべての手術を身につけることを目標とします。また単に手術をするだけの医師ではなく、探求心を持ち、いまだに解決のしていない問題を自ら見出し、解決していく積極的な姿勢を身につけてほしいと考えています。

我々の研修プログラムの特徴を記します。

  • ①稀少疾患から救急疾患まで幅広い脳神経外科疾患を実力のある指導医から学ぶことができる(疾患・治療のバラエティーが豊富)
  • ②本プログラムで研修を修了した後もさらに実力を伸ばし、活躍できる場が豊富に提供される (基幹病院以外の施設も実力が高く、症例が多い)
  • ③伝統的に「温かい」雰囲気である (優しい指導医が多い)