大石医師メッセージ

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専攻医メッセージ

大石医師メッセージ

所属:平塚市民病院
卒業年度:2013年
出身大学:宮崎大学

どうして脳外科を選んだか?

私は、宮崎大学を卒業後、東京医療センターで初期研修を行いました。
研修医2年目になるまで進路が全く決まっていませんでしたが、そんな時に脳神経外科をローテートしました。その時感じた興奮は今でも鮮明に覚えています。術後に症状が劇的によくなった患者さんの笑顔、顕微鏡でみた術野の美しさ、急性期から慢性期、大人から子供まで取り扱う疾患の幅広さ、術前後の全身管理、それら全てに魅了され、一生の仕事にしていきたいと思い、脳神経外科医になることを決めました。思い返してみれば高校生の頃、脳という神秘的な領域に興味があり(当時は脳科学のブームだったからかもしれませんが笑)、将来何か研究するとしたら脳が面白そうだなと漠然と思っていたので、そういう意味では運命だったのかもしれません。

どうして慶應を選んだか?

私は他大学出身ですが、初期研修の病院が慶應の関連病院であり、そこで忙しいながらも生き生きと楽しそうに働く先輩方の姿をみて、慶應に入局することを決めました。慶應出身ではない人からすると、慶應の医局に入ることは少し不安があるかもしれませんが、当医局には他大学出身者はたくさんおり、実際私の同期は過半数が他大学出身者で、みんなで切磋琢磨しながら和気あいあいとやっています。また、一般的に外科系の科は女性医師が少ないですが、最近では当医局にも女性医師が増えてきており、女性ならではの悩みを相談できる先輩もたくさんいるので安心してください!
どうして慶應を選んだか?

脳外科入局希望者に向けて

当科のプログラムでは、入局して最初の4年間は関連病院と大学病院で研修を行います。
関連病院では、脳卒中・頭部外傷を中心に、大学病院ではより専門性の高い頭蓋底腫瘍や血管障害、小児疾患を経験することができます。脳外科医1年目のことを思い出すと、顕微鏡や機械の準備の仕方すらわからず、本当に右も左もわからない状態から始まりましたが、上級医の先生方の温かいご指導の下、充実した研修を送ることができました。毎日が新しいことの発見で、自分でできることが増えていく度に、嬉しくなったことが懐かしく思い出されます。後期研修を終えた今、今度は自分が関連病院に上級医として出張する立場となりました。まだまだ臨床経験は未熟であり、緊張感もありますが、一人の脳外科医としてさらに成長出来るよう、経験を積んでいけるのがとても楽しみです。
また、大学では基礎研究にも携わることができました。研究の世界は、これまで経験してきた臨床の世界とはがらりと視点が異なり、戸惑うことも多々ありました。しかし、基礎研究の積み重ねが、将来の医療に役立つと考えると、研究もまた夢がある分野です。
当医局では個々に応じて、臨床と研究がバランスよく研修できます。
当医局への入局を考えている皆さん、是非一緒に当科を盛り上げていきましょう!

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