頭蓋骨縫合早期癒合症

MENU
トップページ
キービジュアル

TARGET DISEASE

頭蓋骨縫合早期癒合症

概要

慶應義塾大学病院では、1981年から頭蓋骨縫合早期癒合症をはじめとする先天性頭蓋顔面疾患の治療を主に形成外科で行ってきました。このような疾患はまれでかつ特殊性が強く、その診療には高度な専門性と各診療科の連携が要求されます。そのため慶應義塾大学病院では、2013年より組織を一新し、形成外科、脳神経外科、小児科を主とするチーム医療の核を形成しました。次第に症例数も伸びる中、2018年5月に新病院棟がオープンし、最新の設備とマンパワーの充実から、これまで以上に多くの患者さんに治療を提供できる体制が整ったため、慶應義塾大学病院小児頭蓋顔面(クラニオ)センターを設立することとなりました。現在、形成外科、脳神経外科、小児科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、放射線診断科、麻酔科、歯科口腔外科、臨床遺伝センターが集結し、より高度なかつ質の高い医療を提供しています。

詳細:小児頭蓋顔面(クラニオ)センター ホームページにて

http://cranio.hosp.keio.ac.jp/

代表的疾患である頭蓋骨縫合早期癒合症は、症候群性(アペール症候群など)は出生時に診断されることが多いですが、非症候群性の場合、ご両親より頭の形がおかしい、乳幼児健診で当疾患を疑われ紹介された、等で様々な時期に外来受診をされます。ただし実際は適切な手術時期よりかなり遅れて受診をされる方も少なくありません。頭蓋骨縫合早期癒合症は手術時期が1~2歳以上になると整容的、機能的な面からも効果的な頭蓋形成、拡大が難しくなってくるために、疑った時点でできる限り早めの受診が必要となります(もちろんそれ以降の受診も可能です)。患者様、また医療関係の先生方におかれましては、頭蓋形態異常のお子さんがおられましたら、軽微なものから疑い例まで、ご遠慮なく早めにご相談、ご紹介をいただけますと幸いです。

本疾患の脳神経外科 担当医師は

三輪 点
外来:毎週木曜日 午前(脳外科外来)、第2,4金曜日 午前(小児科外来) です。

脳神経外科外来の予約方法

外来予約窓口:(電話)03-3353-1257にお電話ください。

*外来予約窓口 受付時間:月~金曜日 8:30~19:00(土曜日は17:00までの受付となります)
慶應義塾大学病院のホームページ内の「初めて受診する方」(http://www.hosp.keio.ac.jp/annai/raiin/syoshin/)もご参照ください。

受診をご希望の方へ

受診方法などに関してはこちらをご覧ください。

患者さんをご紹介される医療機関のみなさまへ

当院ホームページにご紹介に関する詳細をご説明しています。
こちらよりご確認ください。

一覧に戻る